サンパウロ州とサンパウロ市

                              サンパウロ州の形態
 
 サンパウロ州はブラジルの南西部、南緯十九度四十五分から二十五度十八分との間、西経四十四度十五分から五十三度十分の地点に及んでいる。

地勢をみると、南部のマール山脈から東へマンチケイラ山脈、西へはパラナピアカーバ山脈が連なり、ブラジル高地に属している。表面は概して六百メートルの高度を保てる

波状地形を有する大準平原である。高地は大部分大西洋岸の断層面を境して傾動して
づり上がった地塊であるから、海岸の山脈は高い。マール山脈、マンチケイラ山脈は、

一千メートル乃至一千五百メートルの高度を保っている。この高地は地質時代の古期
の褶曲によって生じ、それが氷河や河谷の削剥作用をうけ、また幾度か隆起沈降作用

をくり返したもののようである。中生代後期から第三紀の始めには準平原は削剥された
後、全体が隆起して一方に高原を形成したが、一方海岸地帯は同時に下降運動をなし

て海中に沈降したのである。これによって生じた溺谷は良港湾を生じせしめた。サンパ
ウロ州の地質は、先ず海岸地方には始原代の地層がサントスおよびイグアッペ地方に

発達する。次にマール山脈に至ると、古生層の石灰紀岩層から順次に下部二畳紀、
上部二畳紀の岩層が東北、西南に向って帯状をなして排列している。これらは共に石

灰岩を有する。そして中生層の中には広大なる地積を占めて輝緑岩が噴出している。
これはやがて変質してテーラ・ローシャとなるのである。サンパウロ州は海岸より内陸

に至るにしたがって、地層が新しい。海岸線を底辺とし、グランデ、パラナパネマの両河
を左右に控えつつ北西に展開し、パラナ大河に至る。中央部をチエテ河が貫流し南部に

パライーバの河が流れる。サンパウロ州の面積は二十四万七千八百九十八平方キロ
メートルである。境界は 東方=リオ州、東北方=ミナス州、北西方=南マットグロッソ州

西方=パラナ州で、南方が大西洋となっている、大部分が亜熱帯圏に入り、南回帰線
内にあるのは南方の一部分だけでっる。

日系人は現在ブラジル全体で約百四十万人と言われていて、その約70%がサンパウロ州内に在住している。

サンパウロ市

 

サンパウロ市

設立  1554年

海抜  760m

人口  9.968.485人

面積  1.528,5km2

電圧  110〜220Volts
 
                (60Herz)

CEP : 01000-000

 

 サンパウロ市は南米一の大都市で世界では第四位の大都会である。大サンパウロ圏
の人口は一千五百万人、サンパウロ市に住む日系人はブラジル全体の中の30%約四

十万人と言われている。国内最大の金融都市で南米最大の工業地帯を持ち、名門サン
パウロ州立大学を擁する学問と文化の中心でもある。

多くの国からの移民が入り交じって、人種の多様化によるバイタリティー溢れる現在のブラジル人が出来つつある。各国の文化が持ち込まれそれらの融合による独特のものが

生まれつつある。日系コロニアの中心といえば、世界最大の日系人街リベルダーデ、最近では中国系、韓国系の人々が急増し今では東洋街といわれるようになった。

 リベルダーデ街では日本食料品、日本料理店が軒を並べ、まだまだ日本語が通用する店が多くありポルトガル語が出来なくても買い物をするのに困ることはない。

 

パウリスタ大通り イビラプエラ公園
ルース駅 バンデイラス記念碑
サンパウロ市初期の学校 護憲革命記念塔
サンパウロ博物館 市立市場
イピランガ博物館 バネスパ本社 旧侯爵夫人邸